書とは何ぞや

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昨日は広島のKさんが作品を出展されている書道展に行ってきました。会場は芸術の森、上野は東京都美術館

東京都美術館はとても大きな施設です。展示棟は4つに分かれていて、「書道芸術院展」はそのうち第2棟の3フロアを使って開催されていました。

(ここから、いやはや何とも恥ずかしい話になります。)

Kさんからいただいた案内葉書には、書の題材にされた40文字の五言律詩(これが既に想定外)が「MS明朝」フォントで書かれていましたので、(楽勝だ、作品はすぐに見つかる)との思い込みで会場入口の受付はスルーして、展示室に入り葉書を頼りにKさんの書を探し始めました。

ところが、これがチョー甘かった。

展示室は先ほど書いたように3フロアあり、それぞれが20くらいのブースに分かれていています。一つのブースには50~60の作品が展示されているので、全体の作品数は3000点は下らないでしょう。後で受付の方に伺ったところ、正確な出展数は把握していないとのことでした。

加えて、書を訪ねて三千里、もとい、約3000点の中からKさんの作品を探す旅の障害となったのは、当たり前ですけど、どの作品もみな達筆なんですよね。流れるような筆の運び。

つまり読めない(ガ~ン)。

私が「文字」として読める作品は、全体の1割もありませんでした(この辺の識字率にはかなり個人差があると思いますが)。従って、頼みの綱の葉書に書かれたフォントは、ほとんど役に立たない、本当に(洒落ている場合ではない)。

そうかといって作品を見ず、脇に小さく貼られた作者名だけを見て探すのも忍びないような、申し訳ないような、また日本人としてのアイデンティティーが揺らぐような気がしたり・・・。

結局、入場から約1時間半後、ほとんど全ての作品を一応見てから受付に戻り、葉書を見せて出展者名から展示場所を教えてもらい、23番ブースで無事に作品と対面することが出来ました。

立派な作品でした。

おかげで「書」といっても行書あり、楷書あり、絵のように見えるものあり、中には木版に浮き彫りしたものがあったり、題材も私でも分かる歌の歌詞があったり、結構楽しめたし、勉強にもなった書道展でした。

書とは何ぞや。苦手なものと悟ったり。
(出品者の皆さん。本稿はど素人の勝手な感想につきご容赦下さい!)

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